月: 2021年6月

オシャレな庭に憧れてみたけれど

マイホームを建てたときに、駐車場の脇に空き地が出来てしまい、何をするでもなく放置していました。子供が幼稚園に入ったころです。幼稚園でチューリップの球根を皆で植えたらしく、とてもお花に興味を示していました。そこで、お花を種から育ててみようという事になり、丁度あいているスペースも有ることから、家のガーデニングが始まりました。最初は定番の朝顔から始まり、夏はマリーゴールド、ひまわり、アジサイの苗や、目隠しにゴールドクレストの苗木も植え込みました。子供はすぐ砂遊びがメインになってしまうので、作業するのは私です。ガーデニングの知識など何もないので、とりあえず土を掘り起こして、種を植えて、水を撒く。そこから始まりました。種から双葉が出てくるのを見るのはとても楽しい出来事になりました。ここからが大変でした。植えたお花よりも雑草の方が良く育ちます。雑草との闘いになりました。除草剤を撒いて、お花までダメにしてしまったり、毛虫対策に防虫剤を塗布しすぎてバラが枯れてしまったりと失敗だらけの毎日です。植えているうちに育て方の本や、イングリッシュガーデンの写真集などを見るようになり、自分なりに憧れのお庭像も出てきました。根がズボラなのでとにかく手間がかからないおしゃれなお庭をつくりたかったのです。業者さんに頼むのも嫌だったので、全部セルフです。まず、水を撒くと固まる砂tというのを敷き詰めました雑草対策です。日当たりが良すぎる場所だったので、大き目なアーチを設置して、夏雪かずらというツタを這わせました。お花はなるべく多年草と常緑の低木にします。毎年の植え替えや秋に落ち葉掃除が嫌だったので。出来栄えはというと、おしゃれと言うにはちょっと違う気はしましたが、まあそれなりの庭にはなったと思います。誰が見てもおしゃれな庭というのは、どれだけの労力が必要なのかを思い知りました。今はというと、球根をメインに、夏の暑さに負けない多年草が頑張っています。