おしゃれな庭を作りたいと考えた時には、まずはおおまかなレイアウトを考えることが大切です。ただ単に好きな花を並べるだけでは、見た目もバラバラで統一感がなく、ゴチャゴチャしている印象を相手に与えてしまいます。
大切なことは、どこにどの花を配置するかによってイメージが違うということです。
よくやりがちな失敗例としては、片方に背が小さい花を、もう片方に背が高い花を集中させてしまうことです。一見すると、まとまりがあるように感じるかもしれませんが、これでは同じ庭にある花とは思えませんよね。
背が高い花と低い花を合わせることによって、庭に一体感が出るのです。そして、カラーを意識することも大切です。あまりにもカラフルな花が入り乱れているようでは、庭を見た時に落ち着かなくなります。
優しい淡い色で統一するのか、それとも華やかなビビットカラーにするのかを、事前に決めておくといいでしょう。
なかなか良いレイアウトが浮かばないという時には、テーマを決めておくといいでしょう。好きな絵本や映画、音楽などをテーマにしてレイアウトをすると、自然と全体像が見えてきます。
また、外側から庭を見られることが嫌だなと感じる人もいます。ジロジロと見られるのは、防犯的な面からも落ち着きませんし、常に見られていると感じて緊張してしまいます。そんな時には、目隠しフェンスを活用するといいでしょう。フェンスの色や素材に拘ることで、全体のイメージも変わりますし、レイアウトもしやすくなります。
木製のフェンスにすると、全体的に柔らかく優しい雰囲気に感じますし、ややレトロな印象にもなります。
また、アルミや鉄にすることで、都会的な印象が強くなり、スタイリッシュな雰囲気になります。都会的な庭を作りたいという時には、おすすめの素材です。
おしゃれな庭を作りたいと考えた時には、どんな庭で過ごしたいのか、そしてどんな風に見られたいかを意識するといいでしょう。
